【参考】ここ数日の検証結果

ここ数日の検証結果を報告します。


9月9日(日曜日)に購入しましたDVDプレーヤーの
東芝製「SD−580J」の動作不具合について動作の
テスト検証をおこなっていました。


付属のHDMIケーブル(ノーブランド)が実は原因で
はないかと疑い、本日仕事帰りにヨドバシカメラより今
発売されている中で高品質で売れ筋1位のVictor
の「VX−HD115」というHDMIケーブルを購入
してきて、早速接続を変更して再生検証を行いました。


■変更前の現象:
たとえば2時間のライブ映像のDVDを再生していると
途中、数回映像や音飛びではないが砂嵐のような画面に
1秒弱か!?の間停止し、その後普通に続きが再生され
る。ただし必ず同じ位置というのではなかったので確実
にどう!?という特定ができない要因であった。とりあ
えず、2時間の再生で数回が同じ停止みたいな状況が観
られた。


■変更後の現象:
上記のような砂嵐の画面になり停止ということは観るこ
とはなくなった。ただし、途中映像でとまったりするこ
とが数回観られた。あと1秒でなく中には数秒停止して
そのあと普通に動き出し再生が続けられた。これは2時
間の同様のもので数回見受けられた。


再生中、リモコンの機能で表示というものがあり、再生
しているディスク情報や再生ビットレートなどの情報も
確認することができる。どうも急激な転送量の増加その
ものが原因なのでは?と想定される。


つまり最初変更前、後の両方ともこのDVDプレーヤー
の売りでもあります、アップサンプリングレート機能を
一応、720p設定にしてともに再生をしていました。
そのため1フレームの転送量及び、音のデータ量を合算
した総データ量が、本来想定される処理量(≒ケーブル
の運べる処理量、転送レート)を超えることで発生する
停止の減少ではないかと思います。(あくまで仮定)


また、ためしに変更後デフォルトのアップサンプリング
前の480p設定で再生して試行した際、表示機能でみ
る限りたしかに再生中の転送量は減り、気持ち安定した
かに思える。しかし、途中データ量が急激に増える場面
では停止することが、やはり起きました。


■結論、HDMI端子接続でDVD鑑賞をこのプレーヤー
でスムーズに停止なく楽しむには、コンポーネント接続
の480i画質で観るほかないようです。


今後の対策としては、HDMIハイスピードのver.
1.3対応のプレーヤーと表示するパネルにしデータ転
送の高速化に耐えることのできる環境を用意するしかな
いと考えられます。


おそらく他のプレーヤーを所持しているわけではないが、
HDMI接続のDVD再生でカクカク見えたりするよう
なもの、またアップサンプリング機能がつく機器で再生
には注意するべきであり、購入には十分な検討が必要と
考えられます。


客観的思考もまじえ、つらつらと記載しました。m(__)m


■とりあえず私は、ケーブル交換で砂嵐画面での停止がな
くなったこと。まぁデータ転送量の多さで、途中数回は
とまることがあるが、その軽減の為のアップサンプリング
機能をOFFにし、480pでの綺麗な映像を楽しむこと
ができることで満足すればいいという妥協案で終えること
にした。♪〜 そんなとこが現状限界かなと思ったから。


以上。


◎追記:


HDMIのver.1.3ハイスピード環境を用意できる
ことは金額的に正直、いまさら買いなおしとかむりな話な
わけであるので、基本構成のDVD鑑賞としては以下であ
る。


・画質: D2端子接続(480i)
・音質: 光端子PCM出力か光同軸


そんなとこかな、無難なスムーズ再生環境としては・・・。
やっぱHDMIはまだまだ新規格なので安定までには多少
の実績ある機器が世に広まるのを待つことかな☆ミ


おやすみ(__)zzz...


※今回検証に使用した私の環境は以下のとおりです。:


◎パネル:
Pioneer「PDP−A427HX」のHDMIはver.1.1
◎プレーヤー:
TOSHIBA「SD−580J」のHDMIはver.1.1




●訂正1: アップサンプリングではなく → アップコンバートでした。(^^;汗


/E